PlextorのNVMe SSD「PX-512M9PG+」を2020年に購入し、
自作PCのシステムドライブとして利用していた。
2025 年になってから、少し書き込み処理が多い作業をすると画面が突然真っ暗になってクラッシュする場面が増えたため、代理店アユートへ問い合わせを行った。

本記事では、診断依頼から代替品の受取までの流れの記録。

突然PCがブラックアウトする

最初に異変を感じたのは、 ASUS TUF B450 GAMING PLUS + Ryzen 9 3900 という構成で Windows 10 を使っていたときでした。

この構成で4年程度使っていたのですが、9月ごろからディスクへの書き込みが多い処理を行うと突然、画面が真っ暗のまま固まる事象が発生しました。

再起動しても、今度はWindowsが起動しない。

さらに悪いことに、UEFI上でもSSDが認識されたり消えたりを繰り返す始末。 この時点では、まだ「マザーボードの相性かな?」程度に考えていました。

OSインストールすら完走しないという致命傷

ここ最近、Windowsのアップデートによる不具合が多く、

Windows10のバグかな

と思い、また、Windows11へのアップグレードも検討していたので、Windows 11 のクリーンインストールを試しました。

しかし、途中で画面が真っ暗になり、Windows11のインストールができませんでした。

Windowsとの相性が突然悪くなったのかなと思い(そんなことあるか?)、
ProxmoxのインストールUSBがあったので、試しにインストールしてみたところ、途中でext4関連のエラーが大量に出てきました。

EXT4-fs error

ストレージ自体の致命的エラーかな?
それともマザボとSSDの相性が悪くなったかな?

と考え、別PCでも検証してみました。

別の PC でも再現 → SSD 本体が犯人と確定

念のため、手元のノートPC ASUS Zephyrus G15 に増設して検証しました。 しかし、写真データをコピーしている最中にまたしても突然ブラックアウト…

CrystalDiskInfo では「正常」と表示されていたものの、壊れることもあるんですね…

CrystanDiskInfoの状態

サポートへ問い合わせ → 代替品交換に

5年前に買ったことは覚えており、保証期間を調べるために元箱を探したところ、なんと5年保証でした。
また、購入日は2020年10月24日で、保証が切れるのがあと10日程度でした。

代理店のサポートフォームにこれまでの症状を書こうと思い、アユートのサイトにアクセスしたところ、

Plextor製品取扱終了

と書いてあり、サポートが受けられるか不安でしたが、症状とサポートの可否を問い合わせました。

要約

Windowsが突然ブラックアウト → 起動不能
UEFIで認識されたり消えたりする
Windows 11セットアップ中にフリーズ
LinuxセットアップでもEXT4関連エラー
別PCでもフリーズ発生のため、SSDに問題がある可能性高
Plextor取扱終了とあるが、5年保証内ですが対応可能か?

レシートの写真を添えたところ、すぐに返信が来ました。

代理店からの回答(要約)

  • Plextor製品の修理・同一メーカ製品の交換はできない
    • よって代替品での対応になる
  • 送付時はレシート同梱、元払いで発送
  • 内部データは保証しない(消去する可能性あり)

発送はメルカリで余っていたゆうパケットポスト 対応の箱に梱包し、クリックポスト(185円)で送付しました。

診断結果 → やっぱり故障

数日後、代理店から連絡。

故障を確認しました。
しかし PX-512M9PG+ はすでに終息のため、
代替製品として TEAM MP44L(500GB)を提案します。

容量や仕様が少し違うものの、 古いSSDよりは普通に速い&現行製品ですし、そもそも、もうデスクトップPCを使わないので、承諾しました。

2週間後、無事に代替 SSD が到着

そして待つこと約2週間。 新品のMP44Lと修理交換報告書が届きました。

修理交換報告書 新品のMP44L

NVMe SSD対応の外付けケースを購入し、メインマシンのMacBookAirの外付けドライブとして使っていこうと思います。

CrystalDiskInfoでは正常でも壊れる時は壊れる

CrystalDiskInfoによる表示が「正常(91%)」であったにもかかわらず、故障してしまった。

こうしたケースは珍しいように思えるが、NVMe SSDの構造や SMARTを考えると、実はそれほど稀なことではないと考えられます。

SMART情報は、SSDコントローラが提供するごく一部の統計値に過ぎず、SSD全体の健全性を完全に表すものではないと思いますので、重要データのバックアップは常に怠らないようにしましょう。

また、フリマアプリで中古のSSDを購入するのも、「SMART情報が添付されているから安心だ」と思わず、できるだけ新品を買おうと思います。