新居に引っ越して驚いたのが、プロパンガスの料金でした。 地方なので、都市ガス物件はほとんど無いので、仕方ありません。

しかし、基本料金が月3000円超、従量料金も以前住んでいた物件で使っていたプロパンガスの約2倍。

以前の物件もプロパンガスでしたが、基本料金は月1,800円程度だったので、基本料金だけでもかなりの差があります。

ガスを使う用途はほぼシャワーだけなので、
「シャワーのためだけに毎月3,000円以上の基本料金を払う必要があるのか?」
と思い、いったんプロパンガスを契約しないことにしました。

そこで試してみたのが、アウトドアやキャンピングカー生活などで使われている「ポータブル電動シャワー」です。

この方の動画を見て、ポータブルシャワーが意外と使えそうだと思いました。

結論:ガスなしでも普通にシャワーを浴びれます

現在は20L程度のバケツに水を入れ、IHコンロと電気ケトルで作ったお湯を混ぜて、42度前後のお湯を作っています。

そのバケツにポータブル電動シャワーのポンプを入れて使うだけです。

実際にやってみると、難なく全身を洗うことができました。

最初は20Lくらい必要なのではないかと思っていましたが、自分が実際にシャワーで使っている湯量を測ってみると、約11〜13L程度でも全身を洗えました。

15L程度用意しておけばかなり余裕があり、最後に残ったお湯を頭から一気にかけることもできます。

一般的な家庭用シャワーと比べると、かなり少ない水量で済んでいます。

AmazonでZenCTのポータブルシャワーを購入

とりあえず試してみようと思い、Amazonのセールで安くなっていたZENCTのポータブルシャワーを購入しました。

充電式のバッテリーを内蔵しており、USB Type-Cで充電できます。

私が購入したものは3.7V・6000mAhのバッテリーを搭載していました。

なお、私が確認した個体ではPSEマークを確認できなかったので、購入する場合は各自で商品表示や安全性を確認した方がよいと思います。

水量はどれくらい?

実際に10秒間の吐水量を測ってみました。

通常モードでは約804mL/10秒、ECOモードでは約624mL/10秒でした。

1分あたりに換算すると、

  • 通常モード:約4.82L/分
  • ECOモード:約3.74L/分

です。

水圧については、一般的な水道直結のシャワーよりは弱いです。

ただし、古い電気温水器などの少し水圧が弱いシャワーを使ったことがある人なら、「これなら十分」と感じる程度の勢いはあります。

個人的には、通常モードなら洗髪後のシャンプーを流す用途でも特に困っていません。

むしろ限られた量のお湯を使うことを考えると、このくらいの流量の方が使いやすいと感じました。

お湯はIHと電気ケトルで作る

お湯はIHコンロと電気ケトルを使って作っています。

先に20Lバケツへ水を入れておき、IHで鍋のお湯を沸かしながら、並行して電気ケトルでもお湯を作ります。

それをバケツへ追加して、最終的に42〜43℃程度になるよう調整します。

熱湯を空のバケツへ直接入れるのではなく、先に水を入れてから熱いお湯を加えるようにしています。

ポータブルシャワーのポンプも、温度調整が終わってから入れています。

最初は「毎日お湯を作るのは面倒では?」と思っていましたが、慣れてしまえばそれほど大変ではありません。

特にIHとケトルを併用すると、思ったより早くシャワー用のお湯を作れます。

ただ、それぞれ2回ずつお湯を沸かすのが面倒になった場合、5L程度の電気ポットでシャワーを浴びる時間に湧くように予約運転するほうが楽かもと思いました。

メルカリを眺めているとたまに5000円程度で象印の5L電気ポットが出品されることがあるので検討して見ます。

なぜここまでするのか

一番大きいのは、プロパンガスの基本料金を払わなくて済むことです。

電気でお湯を作る場合も当然電気代はかかりますが、そもそも電気は冷蔵庫や洗濯機などのために契約しています。

つまり、シャワーのためだけに追加で固定費が発生しません。

しかも、自分の場合は1回のシャワーに必要なお湯が15L前後しかありません。

大量のお湯を用意する必要がないため、必要な分だけ電気で加熱する方法でも十分実用的でした。

調理もIHと電子レンジを使っているので、今のところガスがなくても特に困っていません。

意外と災害時にも使えるかもしれない

この仕組みは、災害時にも使える可能性があります。

例えば断水していなければ、ポータブル電源と電気ケトルなどを使ってお湯を作り、ポータブルシャワーで身体を洗うことができます。

また、水道が止まっていても、貯めておいた水があれば簡易シャワーとして使えます。

もちろん大容量の電気を使うので、どんなポータブル電源でも使えるわけではありませんが、十分な出力と容量があるものなら選択肢にはなりそうです。

キャンプ用品として買ったわけではありませんが、結果的には非常時にも使える設備になりました。

まとめ

プロパンガスの料金があまりにも高かったことをきっかけに始めた「ガスなし生活」ですが、今のところ思っていた以上に普通に生活できています。

シャワーについても、

  • 20L程度のバケツ
  • IHコンロ
  • 電気ケトル
  • ポータブル電動シャワー

があれば成立しました。

特に、自分のようにシャワーで使う湯量が少なく、ガスの用途が給湯だけという人なら、プロパンガスを契約しないという選択肢も意外と現実的かもしれません。

万人向けの方法ではありませんが、「高いプロパンガスを契約するしかない」と思っている人にとって、こういう方法もあるという一例になればと思います。

追記

入居してから居室に備え付けられている家電製品の説明書を見ていたら、ガス会社のハンコと担当者印が押してありました。

たぶんプロパンガススキームです。
最近は基本料、ガス使用量、その他設備を別で金額を明記しなきゃならないことになっていますが、多分ですが、基本料に全部入れていると思われます…